5年制学部&大学院新設構想―学内に開かれた議論のために
10月8日の教授会で春名学長から「将来構想専門部会」によって検討されたという大学院改組について説明がありました。今の段階で確実に決まっていることは、「大学院博士前期課程の人員増大」と「それに伴う学部人員の削減」の二項目のようです。
大学執行部から提示されたのは漠然とした青写真にすぎず、内容を詰めていくのは今後のWGや諸会議にかかっていくことでしょう。今回の大学院改革は、大学院だけではなく学部も含めた大学全体の形に波及する大きな案件です。これからの外語大をどのような学びや実践の場にしていくべきかについては、教職員や学生に開かれた議論が必要でしょう。教職員組合としても、意見交換の場をなるべく多く設けていきたいと考えています。
今月29(水)は、月に一度の組合ランチの日です。ぜひ、多くの方に集まっていただき、この「大学院新設構想」についても話し合いたいと思います。それぞれの立場から外語大はどうあるべきか、どうあってほしいか、また、問題点はどこにあるのか、どう修正すべきか等、意見を出し合えれば、と思っています。一度で結論の出る話ではないので、ここでの意見交換をもとに、普段の立ち話から教授会やWGといった場に至るまで、この場で出た意見を役立ててもらえればと思います。
また、組合としては、さらなる議論を深める役割を果たすべく、この紙面で意見や問題点を掲載していく予定です。ランチに参加できない方、組合員ではない方も、下記組合メールアドレスまで随時意見をお寄せください。
組合メールアドレス: wu62tufs[at]gmail.com
※[at]は@に置き換えてください。
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組合ランチのお知らせ
10月29日(水) 11:45~13:00 場所:海外事情研究所@講義棟427
<9/24(水)のランチ会報告>
9月ということもあってか、少な目の9名で行いました。
いつものように学内の様子や業務について話をしましたが、外語大の予算についても話題になり、例えばオープンアカデミーの参加料やドラマ撮影などのロケーション代で確かに「稼げる大学」になっているはずなのに、そのお金はどこに使われているのか、よくわからない、という疑問が出ました。どこまで調べることができるかは不明ですが、公表されている財務諸表などから読み解いていこう、ということになりました。興味関心のある方は是非お声がけください。
お弁当や飲み物は各自でご用意ください。
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非常勤講師控室:お茶どころかお湯も出ない現状
2020年のCOVID19の猛威は、人間にその在り方を文字通り根本から問い直したといっても過言ではない状況をもたらし、外語大においてもあらゆる場で一度活動を休止せざるを得ず、極力対面を避けるという前提でシステムの見直しがされました。結果、対面授業の休止、学生ロッカーの撤去とTUFSボックス(個室オフィス)の設置、学内各階にあった冷水器は手洗い場となり、また、食堂や大学生協の営業時間の短縮、学生使用施設も閉鎖または短縮されました。(かの状況下での判断に可否をつけるつもりはなく、当時は必要な措置だったということは理解しています。)
非常勤講師控室も、2020年に室内にあったゴミ箱が撤去され、個別で学内ゴミ箱までもっていってほしい旨の貼り紙がされ、これはCOVID19とは関係ないと思われますが、給茶機からお茶が出なくなり、単なる給湯機となりました。
それから5年後の2025年度、いまだに控室にはゴミ箱は戻らず、給湯器はあろうことか使用禁止となってしまいました。聞くところによると、予算がないとか、要望がないからあとまわしにしているとか・・・。外語大はその性格から、非常勤講師の助力なしに大学を運営するのは難しいところです。非常勤講師が気持ちよく働けるような条件整備を、組合として要求していきます。改善点や要望があれば、先述のメールアドレスまでメールをお寄せください。(菊池)
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ハラスメントに一人で悩まないで
現在組合では、いくつかのパワーハラスメント相談を受けています。その中に、ハラスメント問題に悩んで上長に相談しても「ハラスメントがあったとは思えない」「ハラスメント相談に行けばいい」と、相談にすら乗ってもらえなかった、というケースがありました。そういう場合は一人で悩まず、組合に相談してください。